車内特別公開!鉄道博物館のE1系

先日、大宮の鉄道博物館に行く機会がありました。自分としては4年ぶりの訪問。2018年夏オープン予定の新館オープン&本館リニューアル工事の真っ最中で、運転シュミレーターなどの一部展示が閉鎖されていましたが…
 そんな中、新たな展示が一足先に誕生。それが…東北・上越新幹線で活躍したE1系です。


■E1系とは…?
 1994年にデビューした東北・上越新幹線用に製造された新幹線車両(12両編成×6本)。通勤・通学輸送に対応するために「全車2階建て車両」となり、「MAX」の愛称で親しまれました。当初は600系といった形式で登場予定でしたが、JR東日本の車両番号を割り振る方法を変更したため「E1」という形式になったというエピソードがあります。
 東北新幹線からは1999年に撤退し、上越新幹線専用に。2003年には外装・内装のリニューアル工事が行われましたが…2012年には全車引退、順次廃車となりました。
 しかし、1両のみ(E153-104)新潟新幹線車両センターに保管され、2017年12月に大宮の鉄道博物館へ移送。そして、2018年3月より展示・公開が開始されました。


■E1系の展示・公開
 鉄道博物館に移送されたE1系は本館南側(本館と新館の間)で屋外展示されており、通常料金で見学することができます。

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▲E1系(E153-104)は2003年リニューアル後の「朱鷺色」塗装の状態で展示されています。全高が4.5メートルもあるので、近くでみると迫力満点!

 この展示開始を記念して「E1系新幹線電車展示開始記念 歴代『とき』運転室&車内特別公開」イベントが開催され、2018年3月27日~4月8日までの期間限定でE1系車内が特別公開されました。公開時間は指定されており、午前・午後それぞれ1時間程度となっています。自分は午後に参加、通常では公開されないということでファンが集まっていました。
 公開は数グループ程度が解説員1名に引率されるかたちで案内されます。解説員の方からは事前に「車内は暑いが、飲食は禁止」「窓のカーテンは触らない」という旨の説明を受け、いざ車内へ!

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▲まずは2階席へ案内されました。

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▲1号車であるE153-104の2階席は緑色を基調とした3列+3列・リクライニング機能無しの座席。自由席として設定されていたため、少しでも着席定員を増やそうとした結果がこの構造になったそうです。「〇〇F」という座席番号もレアですね。

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▲続いては1階に案内されました。1階席は紫色を基調として3列+2列の座席。2階席の自由席とは異なりリクライニング・座面スライド機能有りの一般的な座席。1階席は全車この仕様となっています。

 2階建て新幹線は現役ではE4系が上越新幹線で走行していますが、こちらも近々引退が決まっています。JR東日本の新幹線で一時代を築いた2階建て新幹線。そんな中で史上初の存在であるE1系は鉄道博物館での展示にふさわしいものではないでしょうか。
 ただ、「車内が暑いので、次回はいつ公開されるか分からない」とのことで、4月8日イベント終了後の次回の特別公開時期は未定。貴重な特別公開に参加することができてよかったです。

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