【懸垂式モノレール営業距離世界最長!】千葉モノレール乗車記

 今回も少し前の話題になってしまいますが、1月に千葉モノレールに乗車してきました。首都圏に住んでいながらも、なかなか乗車する機会がなく…ですが、今回初めて行くことができました。

■千葉モノレールについて

 千葉モノレールは1号線【千葉みなと~県庁前】2号線【千葉~千城台】の2路線で構成されています。なんといっても特徴は懸垂式モノレール(正式名称は“サフェージュ式懸垂式モノレール”というらしい…)であるということ。
 1988年の一部区間開通から徐々に延伸、1999年までに全15.2キロが開通しました。



■まずは1号線を乗りつぶし…千葉みなと~県庁前

 というわけで、まずは京葉線で千葉みなと駅へ。

千葉みなと 軌道.jpg
千葉みなと 改札.jpg
▲千葉みなと駅。この区間は何度も乗ったことがありますが、降りるのは初めて。京葉線の駅の北側に千葉モノレールの千葉みなと駅はあります。

 全線で乗り降りするにあたってフリーきっぷは必須。この日は土曜日ということで「ホリデーフリーきっぷ」を購入。土曜日・日曜日・祝祭日・年末年始期間中の平日及びGW期間中の平日に限って大人630円で千葉モノレール全線乗り放題です。


県庁前 0形.jpg
車内 0形.jpg
▲開業時から運行されている1000形(2両編成)。初期の編成は廃車になっていますが、現在も12編成が在籍しています。製造から30年近く経っているということもあり、車内の雰囲気も少し懐かしさを感じます。
ちなみに車両間の通り抜けは禁止です。

ギネス.jpg
▲車内に掲げられているステッカー。懸垂式モノレールで全長15.2キロはギネス記録とのことです。

駅構造うう.jpg
▲とりあえず前面展望。懸垂式モノレールの駅の構造…こんな感じなんですね。ホームドアは設置されていません。

千葉とおお.jpg
千葉そごう.jpg
▲千葉駅手前。結構高さがあるなぁ…と思ったら、千葉そごう4階付近に到達。なんともすごい光景です。

 千葉みなと発車から約5分で千葉に到着。1号線と2号線が交わる千葉モノレールのターミナル駅です。さすがにここでは乗降が目立ちます。

千葉総武.jpg
▲千葉駅発車。下に見えるのはJR総武本線の線路。

千葉市役所.jpg
▲千葉~県庁前は繁華街やビルが建ち並ぶなど都会な光景が広がりますが…実は意外とこの区間は利用客が少ないようです。それほど離れていない距離をJR外房線・内房線や京成千葉線が走行している他、路線バスとの競合なども関係しているようです。

 千葉みなと発車から10分で1号線の終点、県庁前に到着します。

県庁前 えきめい.jpg
県庁前 全景.jpg
保線.jpg
県庁前 改札.jpg
県庁前駅舎.jpg
▲1号線の終着、県庁前駅。2面2線の構造ですが、片側は保線用車両の留置に使われているようです。1999年開業でガラス張りの駅舎は壮大ですが、実は無人駅であったりします。

千葉県町.jpg
▲駅を出るとすぐに千葉県庁。この日は平日ではないので閑散としています。平日は県庁を訪れる利用客も多いのかな…と思いきや、県庁前駅の1日平均乗降人員は1627人(2017年度)という数字でかなり首都圏では少なく感じます。

県庁前からたて.jpg
▲県庁前駅からビル街を走るモノレールを撮影。

 県庁前からの延伸計画も存在したようですが、2019年に正式に断念したとのこと。千葉~県庁前の区間の利用客が伸び悩んでいるということは1時間あたりの本数も4本ということからも伝わってきます。ちょっと意外でした。


■千葉そごうの頭上を通過するモノレール


 県庁前から千葉に戻り、2号線乗りつぶしの前に一旦とりあえず千葉で下車。先ほど通過した千葉そごうから迫力ある千葉モノレールを撮影してみようと思います。

ポイン 頭上.jpg
▲千葉モノレール千葉駅からそのまま、千葉そごう4階に繋がっています。見上げるとすぐ上にはモノレールの軌道。

そごう モノレール.jpg
▲実際に撮影してみました。なんともすごい写真です。


■途中、撮影しながら2号線を乗りつぶし…千葉~千城台

 ここからは2号線。千葉からぐるっと回り、都賀を経由してニュータウンである千城台へ至る路線です。

千葉 発射場.jpg
千葉駅.jpg
▲2面4線の千葉から千城台行きに乗車。1番線が県庁前行き(1号線)、2番線が千城台行き(2号線)と行先別にホームが分かれています。2号線は千葉みなと~千城台で1時間あたり5本が設定されています。千葉みなと~千葉は1号線系統の1時間あたり4本の設定と合わせて1時間あたり9本の設定と多め。

みつわ台.jpg
穴川.jpg
▲ここで初めて新型車両の0形に乗ることができました。“アーバンフライヤー”という愛称があります。1000形と比べてガラスが多く使用されており明るい印象です。懸垂式モノレールということで空中散歩(浮遊感)を楽しめるように…というのがあるようです。


 穴川付近までは住宅街の中を走り、比較的利用客が多い印象を受けました。

県営球場.jpg
▲スポーツセンター駅を出ると千葉県営野球場が目の前に。ここまで球場に近い鉄道というのも珍しい気がします。

動物公園.jpg
車両基地.jpg
▲スポーツセンター駅より先は比較的、車窓に緑が多く広がります。千葉市動物公園など、土曜日ということで利用客が多い印象でした。
土地が多くあるからか車両基地も動物公園駅付近に設けられています。

 昼過ぎとなったので、てきとーに降りたみつわ台駅付近の丸亀製麺に行きました。昼食後は再びモノレールに乗り、戻るかたちとなってしまいますがスポーツセンター駅で下車。駅周辺で色々と撮影してみることにしました。

田畑モノレール.jpg
▲このように田畑に囲まれながら走るモノレールというものも撮れます。

マリーンズ.jpg
はくんぜん.jpg
駅メモ.jpg
てぷtこ.jpg
▲駅付近の歩道橋から今度は編成写真。
(1枚目)1000形 マリーンズ号
(2枚目)1000形 博全社号
(3枚目)0形 駅メモ!号
(4枚目)0形 テプコ ガス号
このように…車体広告が様々でバリュエーションに富んでおり、楽しめます。特にマリーンズ号は“千葉らしさ”が出ていて好きです。
うーん、この日は晴れる予定でしたが結局ほとんど晴れませんでした。

 再びスポーツセンター駅へ戻り、千城台を目指します。

都賀.jpg
▲JR総武本線と接続する都賀駅に到着。(写真は千城台からの帰りに撮影したものです)
ここで再び乗車が多くあり、車内の乗客が増えました。千葉・東京方面から千城台方面に向かう際、JR線から千葉駅で乗り換えするよりも都賀駅で乗り換える方が時間的にも早いため、都賀~千城台のみの利用客も多いようです。
ちなみにモノレールで千葉~都賀は16分、JR総武本線で千葉~都賀は6分です。


 都賀を発車すると、車窓も次第にニュータウンらしい整備された街並みになってきます。ニュータウン好きの自分にとっては結構好きな雰囲気になってきました。

千城台0形.jpg
千城台駅名.jpg
▲そして…千葉から24分、ついに終点の千城台駅に到着。2面2線の普通の駅ですが1988年開業の区間ということで、1999年開業の県庁前駅と比べると駅の雰囲気もだいぶ異なる印象です。
これで千葉モノレール全線完乗!

ちそっが.jpg
千城台 ぜんえ.jpg
▲駅前は駅と直結している商業施設ラパーク千城台、そしてバスターミナル…とニュータウンの駅らしい雰囲気。

 駅周辺も30分ほど散策してみましたが、1キロちょっと歩くとニュータウンを抜け、のどかな光景が広がっていました。なんか旅の終わりを感じるような雰囲気でした。


千城台新型.jpg
千城台005.jpg
カーッ部.jpg
▲千城台からは千葉まで0形で戻ります。真冬なので16時を過ぎるとだいぶ外は暗くなってしまいました…

千葉 軌道.jpg
▲最後に千葉駅の自由通路から千葉モノレールの軌道を撮影。1号線・2号線の4本の軌道が交差する光景は壮大ですね。

 これにて無事に千葉モノレール乗りつぶし旅は終了。モノレールというとどこか都会的なイメージが強いですが、様々な景色を楽しむことができる千葉モノレール…是非乗りにいってはいかがでしょうか。

6ドアステッカー.jpg
6ドア全景.jpg
▲千葉からは総武線各駅停車に乗車…3月ダイヤ改正を前に撤退してしまい、今は見ることのできない6ドア車編成に乗ることができました。懐かしいですね。

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