最後の乗車…251系「スーパービュー踊り子」グリーン個室

 少し前の話になってしまいますが、2020年3月ダイヤ改正では伊豆方面の特急に大きな変化が生じました。

251系「スーパービュー踊り子」(一部、「おはようライナー新宿」「ホームライナー新宿」)引退
E261系「サフィール踊り子」デビュー
E257系2000番台「踊り子」がデビュー


 「リゾート特急」要素の強い「スーパービュー踊り子」は「サフィール踊り子」へバトンタッチ。185系のみの運用であった「踊り子」には中央本線特急として運用されていたE257系を改造の上(2000番台化)運用入り、いずれは185系の運用を全て置き換えていくことが予想されています…というのは周知の通り。
 3月ダイヤ改正直前の3月5日、知人が引退間近のスーパービュー踊り子の特急券を入手してくれたのでお名残乗車ということで乗ってきました。今回はその旅行記について書いていきたいと思います。


■簡単に伊豆観光…城ヶ崎海岸へ

 乗車するスーパービュー踊り子は夕方に伊豆急下田を発車する上り便なので、とりあえずそれまでは伊豆急行線内で暇つぶし。「南伊豆フリーきっぷ」を購入していたこともあったので、乗降自由。行ったことのない城ヶ崎海岸へ行ってみることにしました。


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▲熱海からは金目電車。前面展望を楽しみました。

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▲城ヶ崎海岸駅で下車。線路の近くに足湯があります。駅周辺は東急グループが開発した別荘地というような印象です。

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▲城ヶ崎海岸。約4000年前に大室山が噴火した時に流れ出した溶岩によって形成され、壮大な景色が広がります。高さ23メートルの「門脇つり橋」…眼下に波が打ち寄せる音がよく響いて、少し怖かったです。

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▲伊豆大島も近くに見えます。(逆光)


■城ヶ崎海岸~伊豆稲取…有名撮影地へ

 ここからは鉄道要素。伊豆急行線の有名撮影地である城ヶ崎海岸~伊豆稲取の海岸沿いへ向かいます。251系引退間近ということもあり、この日は撮影者がそこそこ多かったです。


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▲251系「スーパービュー踊り子」5号。撮影したことはあるものの東海道線内だけであり、こうやって伊豆急行線内で撮影するのは初めてでした。

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▲E259系「マリンエクスプレス踊り子」。臨時列車ではありますが、このマリンエクスプレスもダイヤ改正をもって設定がなくなり、見納め。

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▲伊豆急行8000系。1編成のみ無塗装となっており、東急時代を思い起こさせるような姿です。でも、伊豆急カラーも海とマッチして良いカラーですよね。



■最後の乗車がグリーン個室…251系「スーパービュー踊り子」10号

 発車時間が迫ってきたということで、伊豆急下田へ移動します。

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▲伊豆急下田の留置線では185系・251系・E259系の3つの並びが!今となっては貴重な光景ですね…

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▲伊豆急下田駅から、いよいよ自分にとって最後の251系乗車の旅が始まります。

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▲1番線に停車中の16:07発「スーパービュー踊り子」10号池袋行き、そして2番線に停車中の16:31発「マリンエクスプレス踊り子」東京行きが並んでいました。

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▲このダブルデッカーの車体、子供の頃からの憧れの存在でした。

 なんと今回、自分が乗車するのがグリーン個室。知人が確保してくれました…感謝です。2号車に3室のみ設けられている極上の空間です。ドア前に立っているアテンダントさんにグリーン券を見せて車内へ。

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座席.jpg
てーbる.jpg
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▲1階部分の細い通路の海側にグリーン個室が設けられています。1部屋4人まで利用可能であり、個室料金は部屋単体で決められているため、4人で乗車して割り勘すると1人あたり+1000円程度で乗車することができました。そう考えるとお得ですよね。
座席は電動リクライニング。テーブルもしっかりあります。
(もう少し広角に撮ればよかったと後悔…)

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▲アテンダントさんによるウェルカムドリンクサービスも。オレンジジュースやコーヒーなど…このコップとおしぼり(SVOのロゴ入り!)も貴重です。数年前までは食事サービスなどもあったようですが…

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▲伊豆稲取~片瀬白田、海が見えるこの区間の車窓もグリーン個室からゆっくり眺めることができます。

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▲少し車内探索も。1号車にはグリーン専用のラウンジ。お菓子・おつまみなどの軽食も販売しています。(横浜まで)
ゆっくりソファーに座りながら、夜になっていく車窓を楽しみました。

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▲251系名物「窓のないドア」。「スーパービュー踊り子」は基本的に乗車時にアテンダントさんによる特急券のチェックが行われるので、乗車口が限定されています。しかし、終着駅と朝夕のライナー運用時のみ、この窓のないドアも開閉し利便性を高めています。


 伊豆急下田から池袋までは2時間57分。(この日は強風で多少遅れましたが…)
 通勤客で溢れる横浜駅などでホームからの視線がグリーン個室に注がれるという貴重な経験もありながら、最後はいつもの湘南新宿ラインのルートを走って終点の池袋に到着です。快適な乗車でした。
 3番線到着。すぐに池袋運転区の留置線に引き上げていきました。これが最後の乗車…ありがとう251系。


 伊豆旅行の際など5回ほどお世話になった251系。高級な内装は色褪せない一方、車体はかなり傷んでいる部分が見受けられたのも事実です。30年という活躍にピリオドを打ち、3月ダイヤ改正で引退。転用されることなく廃車されるものと思われます。
 今後の「サフィール踊り子」にもいつか乗ってみたいですね。

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