小海線快速「HIGH RAIL」2号乗車記

 先日、夏の青春18きっぷを使用して小海線に乗車しました。その際、せっかくなので前々から興味があった「HIGH RAIL 1375」にも乗ることができました。今回はその旅行記について書いていきたいと思います。


■「HIGH RAIL 1375」とは?

 小海線(小淵沢~小諸)を走る全席指定の臨時快速。乗車券は青春18きっぷでも利用できます。
 「HIGH RAIL 1375」の由来は、小海線の標高の高さを表す「HIGH」、線路の「RAIL」、そしてJR線標高最高地点「1375m」の3つを組み合わせたということであります。もともと景色の素晴らしい小海線であるので「早く観光列車できないかな…」と思っていたのですが、2017年にデビューしたので嬉しかったですね。

 運転日は基本的に金・土・日。ただ、長期休暇中はその他平日でも運転される場合もあります。

2018夏ダイヤ

HIGH RAIL1号 小淵沢10:30→小諸12:31
HIGH RAIL2号 小諸14:22→小淵沢16:54
HIGH RAIL星空 小淵沢18:12→小諸21:41


停車駅:小淵沢、清里、野辺山、信濃川上、小海、八千穂、臼田、中込、岩村田、佐久平、小諸

 基本的に「~星空」は運行時間帯から分かるように星空を楽しむ列車です。観光列車としては独特で面白いですよね。
 今回、乗車したのは2号。全席指定席で人気列車なので早めの座席確保をオススメします。指定席券は820円で、通常の快速指定席券よりは高いので注意!


■小淵沢経由で小諸へ!

 中央本線で小淵沢へ向かいました。

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▲小淵沢駅舎が建て替えられてから、訪れるのは初めて。展望台からの景色は…今日はよく見えず。

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▲小淵沢から八ヶ岳高原列車3号野辺山行きに乗車。シーズン時限定の臨時列車で愛称付きでもありますが…要するに普通列車の増発です。

 この時期の小海線はとにかく混む…立ち客も多数の状態で小淵沢を10:58に発車。清里では乗客の半分ほどが下車。JR線標高最高地点を通過し、終点・野辺山には11:31に到着。

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▲夏の野辺山駅。涼しいですね…

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▲野辺山からは小諸行きに乗り継ぎます。11:57発、野辺山を出るとシーズン時でもそこまでの混雑は見受けられません。

 中込あたりからは地元客中心の客層となり立ち客もちらほら。終点・小諸には13:36に到着しました。

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▲少し時間があったので、しなの鉄道を撮影。初代長野色、横須賀色、しなの鉄道カラー…様々な115系を見ることができる今こそ、また機会を作ってじっくり撮影してみたいですね。

 ちょうど昼時だったので、小諸駅前の蕎麦屋で昼食をとりました。


■「HIGH RAIL 2号」入線!

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▲駅名標も「HIGH RAIL」仕様。

 14:07頃…中込から回送列車として入線しました。

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▲「HIGH RAIL」。キハ112-711(元・キハ110-108)+キハ103-711(元・キハ100-29)の2両編成。小海線の夜空・車窓に流れる八ヶ岳の山々がモチーフの外観デザインとなっています。(※2枚目の写真は中込駅停車中に撮影)

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▲車外LED表示。


■「HIGH RAIL 1375」車内を簡単に紹介

 まずは1号車。

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▲小淵沢方面を向いて進行方向右側に設置されているのはシングルシート。1人の旅行にはもってこいですね。

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▲進行方向左側に設置されているのはペアシート。完全に窓際を向いた2人席です。

 その他、車端部には4人席のBOXシートが設置されています。また、運転台後ろには物販カウンターが設置されています。


 続いて2号車。

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▲一般的なリクライニングシートが設置されています。

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▲また、運転台後ろには「ギャラリーHIGH RAIL」というスペースも。車内で読むことのできる天文関連書籍、天井は半球形となり星空映像が映し出されています。

 また、車内Wi-Fiではオリジナルコンテンツが提供され前面展望や星座案内(…想像以上にガチの内容でした)をスマホなどで楽しむことができます。


■「HIGH RAIL 2号」乗車記

 今回、自分が確保できたのは…1号車のペアシート。1人旅であったので相席となる方に申し訳ない気もしましたが、その相席の方も1人旅であったようで…やはりシングルシートは人気のようです。
 小諸を14:22に発車。車内はほぼ満席でした。「HIGH RAIL 1375」では事前に頼めば食事提供サービスもあるので、一部乗客はアテンダントから食事提供も受けていました。

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▲佐久平駅付近。さすが新幹線駅、開発が進み商業施設や住宅が集まる都会の風景が広がります。

 14:32、佐久平に到着。ここからも乗車があり、車内は満席になりました。
 14:42、中込に到着。ここでは13分の停車時間があります。

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▲中込駅では乗車特典の記念品を受け取ることができました。この日は地元の天然酵母のパンでした。

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▲中込駅の跨線橋から。夏らしい写真が撮れました。

 14:55、中込を発車。徐々に車窓も田畑から山間部に入り、高原列車らしい景色になっていきます。

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▲ペアシートからだと車窓が見やすい…最高ですね。

 また、アテンダントの方がパネルと共に記念撮影に回ってくれました。…ただ、自分は1人旅なのでパネルだけ撮影!

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▲手書きの乗車記念パネル…アテンダントの方の対応も丁寧でした。ありがとうございます。ちなみに、画像右側の「八ヶ岳高原サイダー」は中込発車後、1号車の売店で購入しました。


 16:01、JR標高最高の駅である野辺山に到着。

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▲本日2度目の野辺山駅。標高1345mのポールと共に撮影。

 19分間停車で、特別に駅舎外へ出ることもできます。16:20、野辺山を発車。

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▲野辺山を出ると車窓左側には国立天文台野辺山宇宙電波観測所。アテンダントの方が車窓についてはお知らせしてくださります。

 JR線標高最高地点を通過(…また撮影に失敗)し、山梨県へ。標高を下っていきます。

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▲小淵沢付近から富士山を眺めることもできます。

 16:54、終点の小淵沢に到着。快適な2時間半でした!普通列車からのんびり車窓を楽しむのももちろんですが、「HIGH RAIL 1375」も素晴らしい列車であるので運転日・ダイヤを確認の上で乗車してみてはいかがでしょうか?
 個人的には冬も乗ってみたいですが、野辺山は寒そうだな~…と思いますね。


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 この後は中央本線を乗り継いで東京へ帰りました。

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