一畑電車&SLやまぐち乗車 ~春の西日本旅行(4)~

 3月下旬に西日本を周遊する旅行に行ってきました。
 旅もいよいよ4日目。山陰・松江から一気に山陽・広島へ向かっていきます。

■出雲大社のアクセス路線、一畑電車に乗車

 朝7時半頃に松江駅近くの宿を出発、一畑電車の松江しんじ湖温泉駅へ向かいます。徒歩では約30分の距離です。

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▲朝の宍道湖。対岸はモヤがかかっているので、よく見えませんでした。

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▲一畑電車の起点、松江しんじ湖温泉駅。現在の駅舎は2001年に竣工したものでガラス張りの綺麗な駅舎です。

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▲一畑電車路線図。松江しんじ湖温泉~電鉄出雲市(33.9キロ)を結ぶ北松江線、川跡~出雲大社前(8.3キロ)を結ぶ大社線で構成されています。今回は、松江しんじ湖温泉から川跡乗り換えで出雲大社前へ向かうことにします。

 切符を購入し、ホームへ。頭端式2面2線というターミナル駅に相応しい造りです。

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▲8:28発の電鉄出雲市行に乗車。車両は2016年より導入された7000系、一畑電車としては86年ぶりの自社発注車両です。デハ7003(2017年10月デビュー)+デハ7004(2018年3月デビュー)の2両編成、座席配置はロングシートとクロスシートの点対称配置となっており、車内には「しまねっこ」の姿も。

 出雲大社へのアクセス路線ということもあり、観光客も多かったです。車内の座席の8割ほどが埋まった状態で松江しんじ湖温泉を発車。

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▲進行方向左側の車窓には宍道湖が広がります。本当に大きい。

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▲秋鹿町で「しまねっこ」塗装の2100系(元京王5000系)と交換待ち。

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▲8:59、一畑口に到着。(写真からはわかりにくいですが)スイッチバック駅となっており、過去に廃止された路線の関係で現在もこのようなかたちをとっているとのことです。

 園からは内陸に入り、宍道湖を車窓から見ることはできなくなります。途中の雲州平田には車庫が併設されていました。9:20、大社線と接続する川跡に到着。2面4線の構造で、さすが乗換駅といった感じです。

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▲9:26発の出雲大社前行(写真では一番右)に乗り換え。車両は5000系(元京王5000系)で、車内は木が使われたボックス席が中心。「京王ライナー」より居住性は快適かもしれません…

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▲島根の地で「京王」の文字を見ると…なんだか嬉しくなりますね。

 多くの観光客を乗せ、9:37に出雲大社前に到着しました。

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▲出雲大社前駅はステンドグラスなども多用した西洋風の駅舎でした。昭和5年の路線開業時に製造されたデハニ50形・52号車も保存されています。


■出雲大社訪問

 時間があるので出雲大社へ。駅からも近く、アクセスは便利でした。

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▲出雲大社。「山陰満喫パス」(※(3)の記事を参照)を提示することで、寺社のパンフレットなどももらうことができました。

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▲出雲大社の前にはスターバックスが!周りとの街並みに合わせた落ち着いた雰囲気です。


■「スーパーおき」で西へ…

 出雲大社の参拝が終わり、JRの出雲市駅へ向かいます。距離がかなりあるので、今回はタクシーを使ってしまいました。

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▲山陰本線の出雲市駅。高架駅ですが、出雲大社を意識した和風な外装になっています。

 ここからは前日から効力を発揮中の「山陰満喫パス」が本日初登場。山陰本線を西へ向かいます。

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▲出雲市11:36発、特急「スーパーおき3号」新山口行の自由席に乗車(写真は津和野で撮影)。この列車は鳥取を9:44に発車し、山陰本線・山口線経由で新山口には14:57に到着というなかなかのロングラン列車です。今回は山口線の津和野まで乗車。キハ187系2両編成で自由席が1両のみとあり、休日のこの日はかなりの混雑でした。

山陰本線内は大田市、江津、波子、浜田、三保三隅、益田の順で停まっていきます。

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▲進行方向右側には日本海が広がります。奇岩なども広がり、非常に見応えのある車窓でした。

 石見銀山の玄関口でもある大田市でも乗車があり、さらに混雑。ですが、江津で多くの下車がありました。大きな町であるのはもちろんですが…なんといっても2018年3月31日をもって廃止された(この旅行時点では廃止約1週間前)JR三江線に乗り換える乗客も多かったです。停車していた三江線の車内は首都圏の朝ラッシュ時のような混雑ぶりでしたが…皆さん無事に乗車できたのか気になります。

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▲益田からは山口線へ。一気に内陸部を走るようになり、車窓も大きく変化します。

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▲途中、日原に停車し、津和野には13:55到着。「山陰の小京都」と呼ばれる観光地です。


■初乗車!SLやまぐち

 津和野からは「SLやまぐち」に乗車します。

    SLやまぐち

    区間:新山口~津和野
    種別:快速(臨時)・全車指定席
    運行開始:1979年


発車まで時間があるので駅北側に設けられている転車台へ向かいました。

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▲牽引機は「D51 200」。1938年製造、引退後は梅小路機関区にて保存されていましたが2017年11月より「SLやまぐち」牽引用として復活しました。山に汽笛がこだまする姿は格好良かったです。

 そして…いよいよ乗車へ。「SLやまぐち」は全車指定席ですが快速列車なのでグリーン車以外は青春18きっぷでも乗車可能です。と、いうわけで青春18きっぷをここからは使います。ここで「山陰満喫パス」の役目は終了。

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▲「SLやまぐち」新山口行。途中駅の停車時間にあまり余裕がないので、記念撮影チャンスは実質的に起点と終点だけ。多くの乗客で先頭は賑わっていました。

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▲客車は35形客車。1920年~1930年の雰囲気を再現していますが、実は2017年製造の新型客車です。LCDや客席のコンセント、洋式トイレ…など快適なサービスも提供しつつSLを楽しんでもらおうというコンセプトになっています。

  編成構成(1号車が新山口側)
  1号車:グリーン車…戦前の特急「富士」をモデル
  2~4号車:普通指定席…戦前・戦後に活躍したオハ35をモデル
  5号車:普通指定席…戦前を代表するオハ31をモデル


 15:45、津和野を発車。車内はほぼ満席でした。徳佐、鍋倉、長門峡、篠目、山口、湯田温泉、新山口…と停車していきます。時間的にも90分と長すぎず、短すぎず丁度いい気がします。

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▲車窓から山々がよく見えます。撮り鉄の数も多かったですね。

 「SLやまぐち」1番の魅力は…展望デッキ。津和野行きは最後尾がグリーン車のため展望デッキに立ち入ることのできる乗客はグリーン車利用者に限られますが…乗車中の新山口行は普通車なので乗客なら誰でも展望デッキに立ち入ることができます。

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▲展望デッキから。こうやって走行中の空気を感じることのできる列車はなかなかないので非常に新鮮でした。ただ…トンネル内は煙を浴びてしまうので注意。
(そういえばトンネル内でも多少、デッキに出たままの人がいたが大丈夫なのだろうか…)

 車内ではイベントも行われるなど非常に楽しい乗車でした。もちろん褒め言葉ですが、JR西日本がここまで客車に力を入れるとは素晴らしいと思います。
山口からは土地が開け、住宅も多く広がるようになります。終点の新山口には17:30到着。


■山陽本線で広島へ

 新山口からはひたすら山陽本線を東へ進み、今日の最終目的地である広島へ向かいます。
 まずは新山口始発の岩国行(3352M)に乗車。

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▲JR西日本の115系は初乗車で、車内のリニューアルに驚きました。広島地区の象徴(?)真っ黄色な塗装も実際に見ると意外と似合っているように感じてしまいます。

 新山口を17:36に発車。防府や徳山などで大きく乗降の入れ替わりがありましたが、意外と18切符シーズンということもあるのか長距離客もいたな…という印象でした。
 すっかり日の暮れた岩国には19:30到着。ここで白市行に乗り換えます。

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▲岩国19:41発の白市行(1574M)は227系。さすがの乗り心地でした。

 広島には20:32到着。

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▲大都会・広島。今回の旅では岡山以来ひさしぶりの大都会ですね…

 この後、広島市内のホテルに宿泊。4日目が終了しました。

初乗車
・一畑電車北松江線(松江しんじ湖温泉~川跡)
・一畑電車大社線
・JR山陰本線(出雲市~益田)
・JR山口線
・JR山陽本線(新山口~広島)


 5日目以降も是非御覧ください。


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