山陰満喫パスで行く乗り鉄旅 ~春の乗り鉄旅行(3)~

 3月下旬に西日本を周遊する旅行に行ってきました。
 旅もいよいよ3日目。今回は山陰方面へ向かうことにします。自分はまだ山陰地方に上陸したことがないので、全くと言っていいほど無知の世界。知識も少ないので記事自体もあまり面白くないかもしれませんが、是非読んでいただければと思います。


■津山まなびの鉄道館

 前日は津山市内で一泊、ホテルから津山駅方面へ向かいます。いきなり列車に乗る…のではなく最初は鉄道保存展示施設「津山まなびの鉄道館」を見学してみることに。津山駅構内にあるのですが、津山駅からは一度改札を出なくてはならないので5~10分ほど歩きます。

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▲「津山まなびの鉄道館」入り口。

 この施設は津山機関区の施設として1936年に建設された津山扇形機関車庫を鉄道保存施設として活用したもので、2016年4月に現在のかたちでオープンしました。

    開館時間:9:00~16:00
    休館日:毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)、12月29日~31日
    入館料金:大人300円、中学・小学生100円

 
 入場券は硬券で、これにはファンもニッコリ。


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▲展示の目玉である旧津山扇形機関車庫。収容線数17は京都の梅小路機関車庫に次ぐ現存2番目の規模です。車庫の内部に入ることはできませんが、展示車両のすぐそばまでは見学できます。ちなみに…車庫の前の転車台は1930年に設置されたものです。

 展示車両は左側から…(一部は見切れてしまっていますが)

     キハ33
     キハ52
     キハ58
     キハ28
     D51
     キハ181
     DD13
     DD15
     DD16
     DD51
     DE50
     DF50
     10t貨車移動機


 国鉄型車両の知識がない自分にとってはキハ33や似たような車両の細かな違い(ディーゼル機関車、キハ58・キハ28)など、色々と勉強になりました。
 車庫の奥の建物には「あゆみルーム」「しくみルーム」。岡山の鉄道の歴史や、鉄道技術の展示があります。職員の説明が丁寧だったのが印象に残っています。

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▲施設と実際の留置線は隣接しているので、留置車両の撮影も可能。キハ120形・キハ47形といったJR型と国鉄型の並びも見られます。

 鉄道博物館のような混雑もなくゆっくりと展示車両を見ることができる施設です。津山での乗り継ぎ待ちなどの時間を利用して是非行ってみてはいかがでしょうか?


■通過駅はわずか1駅!?姫新線快速

 「津山まなびの鉄道館」から津山駅へ戻り、ホームへ。姫路~新見(158.1キロ)を結ぶ非電化路線である姫新線(路線記号:K)に乗車し、佐用へ。ちなみに津山~佐用の距離は40.4キロ。

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▲津山始発のワンマン快速佐用行(2826D)に乗車。快速とはいってもキハ120形1両編成です。

 座席が埋まる程度の乗車率で津山を9:58に発車。時刻表を見てみると通過駅は西勝間田のみ…快速の理由はあるのでしょうか?

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▲広い津山駅構内。次の東津山で早くも降車がありました。

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▲車窓には農地が広がる平地から速度をあまり出すことのできない山岳部まで広がります。

 東津山以外では目立った乗降は見られず、多くが佐用までの乗車でした。佐用には10:53に到着。ちなみに駅名は「さよ」ですが町名は「さよう」とのことです。


■「スーパーはくと」で鳥取へ

 佐用はJR姫新線と智頭急行智頭線が乗り入れるジャンクション駅。ここで智頭急行智頭線へ乗り換えます。もちろんJRとは別の第三セクターなので、一旦改札を出て改めて乗車券を買って駅構内へ。2面4線のうち1面2線ずつを姫新線・智頭線で所有しています。

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▲佐用駅(智頭急行)の駅名標。

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▲佐用11:01発の特急「スーパーはくと3号」倉吉行に乗車。智頭急行の所有するHOT7000系の自由席はほぼ満席。京都・大阪~鳥取を結ぶとあって利用客も多く、窓側座席にはコンセントも設置されるなど快適でした。

 上郡~智頭(56.1キロ)を結ぶ智頭急行智頭線は1994年に開業した第三セクターの路線。まさに山間部を走る路線ですが山陰・山陽連絡ルートとして重要な役割を果たしており、JRと直通する特急「スーパーはくと」「スーパーいなば」の通過客が主な利用客です。

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▲全区間が高架・トンネル区間。振り子式のHOT7000系は130キロという速度で山間部を飛ばしていきます。

 あわくら温泉~山郷の志戸坂トンネル内で岡山県と鳥取県の県境を通過。初の鳥取県上陸を果たしました。

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▲11:28、智頭に到着。ここからはJR因美線(路線記号:B)に。東津山~鳥取(70.8キロ)を結ぶローカル線でかつては全区間が山陰連絡ルートとして機能していますが、智頭急行開業により智頭~鳥取のみが機能を果たすようなかたちになっています。

 ちなみに智頭からの乗車券は「山陰満喫パス2018」を使います。

    有効期限:2日前
    フリー区間:鳥取・島根のJR路線(特急自由席も乗車可能)
    値段:大人4000円、小人2000円


 一見、便利なフリー切符ですが制約も多く…

  ●2人以上の同一行程が必要
  ●みどりの窓口ではフリー区間内、山口線内、東萩駅、長門市駅…など販売箇所が限定


 3日目の智頭以降の行程は全て「山陰満喫パス」を使用しています。

 智頭を発車。智頭急行線内よりは速度が落ちてしまいますが、変わらぬ快速っぷりを披露。車内チャイムである「ふるさと」が流れ、鳥取には11:57に到着。

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▲鳥取駅は2面4線の高架駅。


■鳥取市内観光(?)

 あまり急いで移動しても仕方がないのでとりあえずは鳥取駅周辺で時間を潰します。まずはスタバへ。

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▲鳥取駅から徒歩すぐの場所にある「スターバックス シャミネ鳥取店」へ。47都道府県で唯一スタバの無かった鳥取県に2015年にオープンした第1号店です。オープン当日は朝から1000人超の長蛇の列、夜まで列が絶えないという伝説を残した店舗となっています。
今日の昼食はここでとりました。

 その後は鳥取砂丘へ。鳥取駅からは5キロほど離れており、バス路線の本数があまり多くない(1時間に2本程度)のでタクシーを利用してしまいました。

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▲鳥取砂丘。高低差が大きく砂に足が取られてしまうので、意外と疲れてしまいました。それでも…この非日常な光景を見ることができたのは大満足です。


■意外と遠かった…鳥取→松江

 鳥取砂丘からタクシーで鳥取駅まで戻り、鉄道旅を再開。この日の最終目的地である松江へ向かって山陰本線を西へ向かいます。

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▲鳥取15:54発、特急「スーパーはくと7号」倉吉行で終点まで。自由席ながら1号車の運転台後方座席は展望席のようになっています。

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▲今回の旅で初めての…日本海。

 終点・倉吉には16:21に到着。

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▲2011年竣工の駅舎が綺麗だった倉吉駅。駅舎内には土産屋があったので、アイスを食べながら時間を潰しました。

 まだまだ山陰本線を西へ。16:50発の快速「とっとりライナー」出雲市行に乗車します。

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▲鳥取~米子・出雲市を結び山陰本線の速達輸送を担う快速「とっとりライナー」。後藤総合車両所所属のキハ126系2両編成にて運行され、ボックス席を中心とした都市間輸送を意識より意識している車内はキハ120系とはまた違った雰囲気です。

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▲下北条、浦安、赤崎、御来屋、大山口、伯耆大山、米子からの各駅…に停車。途中の「浦安」には反応してしまいました。

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▲伯耆大山では伯備線と合流。山陰本線も伯耆大山~西出雲までは電化区間となります。

 米子には17:42に到着。本来は松江まで乗っていって良いのですが、後続の列車に乗ることとします。

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▲倉吉に停車していた名探偵コナンラッピング編成・鬼太郎ラッピング編成。漫画とのコラボが目立ちますね。

 最後の米子→松江は岡山~出雲市を伯備線経由で結ぶ特急「やくも」に乗ります。

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▲米子18:23発、特急「やくも19号」出雲市行に乗車。車両は381系4両編成。「ゆったりやくも」として車内は大改造が行われ、座席はハイデッキとなりシートピッチも広くなるなど快適です。

 ですが…この381系は自然振り子式を採用しており、個人差はありますがあまり乗り心地がよくないという評価もあります。山陰本線区間ではカーブは少ないため振り子機能での乗り心地の悪さは感じることはできませんでしたが、直線区間での前後の揺れなどがあるので正直に言って乗り心地は悪いです。確かに貴重な国鉄型特急電車ではありますが、地元からは新型車両の投入を求める声がある理由も分かりますね…

 7割程度の乗車率で米子を発車、米子~安来で鳥取県と島根県の県境を超えました。もちろん島根県にも初上陸です。車窓はどんどん暗くなり、松江には18:45に到着。

 この日は松江市内のホテルで一泊し、3日目の行程は終了しました。


初乗車
・JR姫新線(津山~佐用)
・智頭急行智頭線(佐用~智頭)
・JR因美線(智頭~鳥取)
・JR山陰本線(鳥取~松江)



 4日目以降も是非御覧ください。

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