全車引退へ・・・2017年度の都営10-000形の動きを振り返る

 2017年度は都営新宿線にとって非常に大きな動きが・・・それは10-000形の引退。都営新宿線は今後、ホームドアの設置を進めることになっており、対応工事が行われない10-000形は順次置き換えられていきました。2017年度はファンにとっても引退を意識するような1年であったと思います。
 ということで、簡単に2017年度の10-000形の動きについて振り返ってみたいと思います。


 2017年4月1日時点で在籍していた10-000形は以下の5編成でした。

10-240F
10-250F
10-260F
10-270F
10-280F



■最後の5編成の概要

10-240F(6次車)

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 1989年製造、10-000形にとって最後の「スカート無し、黄色い内装」が残った編成とありファンからの注目も非常に高い編成でした。

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▲黄色を基調とした内装。ドア上には小型の1段式LED表示器が千鳥式に設置されていました。



10-250F、10-260F(7次車)

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 1992年製造、6次車までとは異なり「スカート設置、白を基調とした内装」というような仕様に変更されたグループでした。


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▲白を基調とした内装に変更。ドア上には大型の1段式LED表示器が千鳥式で設置されていました。



10-270F、10-280F(8次車)

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 1997年製造、日本で最後の「チョッパ制御での新製車両」となったグループです。前面デザインなどが大きく変更され、他の10-000形とは一線を画したグループでした。

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▲白を基調とした内装。ドア上には大型のLED表示器が千鳥式に設置。都営三田線や東京メトロ南北線で見られるような表示方法でした。



■全車引退までの動き

10-260F廃車(2017年6月)

 2017年度最初の廃車となったのは・・・最古参の6次車ではなく7次車の10-260Fでした。これで7次車は残り1編成に。


10-240F廃車(2017年7月)

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 2017年度2本目の廃車となったのは・・・4月時点で最古参であった10-240Fでした。引退直前には前面の車番が10-000形登場時の状態である緑色に変更され、リバイバルされた姿(もちろん完全に再現・・・とはなっていませんが)での運行となっていました。これで6次車は完全引退(・・・1編成しかありませんが)となってしまいました。


10-250F廃車(2017年8月)

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 2017年度3本目の廃車となったのは・・・7次車の10-250Fでした。引退直前には前面に「FINAL RUN」ステッカーが貼られた姿での運行となっていました。ステッカーには「TOEI 10-000TYPE 7th」と7次車のイラストが。これで7次車は完全引退となってしまいました。製造時期は京王8000系初期車と同世代ということを考えると・・・なんだか寂しいなぁと感じてしまいます。


10-270F廃車(2018年1月)

 年が明けた1月・・・ついに8次車の10-270Fが廃車。ついに、10-000形は10-280Fの残り1本の状態になってしまいました。


10-280F廃車、10-000形全車引退(2018年2月)

 そして、ついに2月・・・最後の10-000形の編成であった8次車の10-280Fが廃車。

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 引退直前には前面の銀杏マークの位置に「さよなら」ステッカーが貼られた姿での運行となりました。文面は「10-000形 さよなら 1978-2018」と書かれていました。
 運行最終日の2月11日は多くのファンが詰めかけ、11T運用の22:18に本八幡に到着で最後の営業列車としての運行を終了しました。



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 翌日、2月12日には廃車回送が行われました。この際、両先頭車には「FINAL RUN」ステッカーが貼られ、さらに本八幡側の先頭車10-280には、手を振り涙を流している装飾が施されました。


 こうして・・・10-000形は幕を閉じました。




 振り返ってみると、東京都交通局さんにより様々な引退記念のステッカーなどが貼られ、ファンにとっても非常に感謝すべきことだったと思います。
 10-300形に統一された都営新宿線、ホームドア設置など今後にも期待したいと思いました。

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