ついに廃車も・・・京王7000系8両編成

 9月29日から営業運転を開始した京王5000系。来年春の座席指定列車のデビューを前に通常の一般列車として運用に就いています。
 しかし、一方では京王線最古参である7000系には動きがありました。当初は「京王5000系は座席指定列車用の車両なので置き換える必要はないのでは?」という意見もありましたが、実際は組み替え・廃車が発生しました。


 今回、動きがあったのは7000系8両編成。7000系新製終了時点では8両編成は7706F~7715Fの10編成が在籍していました。しかし、その後は組み替えにより8両編成は次第に減少。2017年4月時点では7706F~7709Fの4編成の在籍となっていました。これら8両編成は単独で各駅停車、または7000系2両編成と連結により10両編成で優等運用に入ることもありました。

 それでは5000系営業運転開始以降である2017年9月以降の、これら7000系8両編成の動きについて記していきたいと思います。

■7706F
廃車

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▲2両編成と組んで10両編成として運行されている7706F。

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▲京王線系統の車両で袖仕切りが設置されていない最後のグループは7706F・7707F(後述)でした。

 1984年に5両編成(3M2T)でデビュー。クハ(7706・7756)は東急車輌、デハ(7006・7056・7106【初代】)は日本車輌による製造です。
 1987年には東急車輌製のデハ(7156【初代】)を新製し、6連化(4M2T)。
 1992年には東急車輌製のデハ(7106【2代目】)サハ(7556)を1両ずつ新製し、8連化(5M3T)されました。同時にデハ2両を改番(7106【初代】→7206【初代】、7156【初代】→7256【初代】)。
 2005年にVVVF化改造を施行。同時にデハ1両の電装を解除し、サハ化(7106【2代目】→7506)。デハ2両が改番(7206【初代】→7106【3代目】、7256【初代】→7156【2代目】)されて現在の構成になりました。
晩年の姿は座席袖仕切り、中間ポールが設置されていない状態でした。12月9日をもって運用離脱。まだ公式発表はありませんが、廃車となってしまった模様です。この7706Fが京王7000系としては初の編成単位での廃車となってしまいました。


■7707F

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▲芦花公園→千歳烏山を走行する7707F。


 1984年に5両編成(3M2T)でデビュー。クハ(7707・7757)は東急車輌、デハ(7007・7057・7107【初代】)は日本車輌による製造です。
 1987年には日本車輌製のデハ(7157【初代】)を新製し、6連化(4M2T)。
 1992年には東急車輌製のデハ(7107【2代目】)サハ(7557)を1両ずつ新製し、8連化(5M3T)されました。同時にデハ2両を改番(7107【初代】→7207【初代】、7157【初代】→7257【初代】)。
 2004年にVVVF化改造を施行。同時にデハ1両の電装を解除し、サハ化(7107【2代目】→7507)。デハ2両が改番(7207【初代】→7107【3代目】、7257【初代】→7157【2代目】)されて現在の構成になりました。
座席袖仕切り、中間ポールは設置されていません。現在、京王7000系では唯一の8両編成となってしまいました。今後の動きにも注目したいところです。


■7708F
→ 一部廃車、6連化

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▲8両編成時代の7708F。

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▲袖仕切り未設置、中間ポール設置という変則的な配置は7708F・7709Fのみでした。

 1984年に5両編成(3M2T)でデビュー。クハ(7708・7758)は東急車輌、デハ(7008・7058・7108【初代】)は日本車輌による製造です。
 1987年には日本車輌製のデハ(7158【初代】)を新製し、6連化(4M2T)。
 1992年には東急車輌製のデハ(7108【2代目】)サハ(7558)を1両ずつ新製し、8連化(5M3T)されました。同時にデハ2両を改番(7108【初代】→7208【初代】、7158【初代】→7258【初代】)。
 2005年にVVVF化改造を施行。同時にデハ1両の電装を解除し、サハ化(7108【2代目】→7508)。デハ2両が改番(7208【初代】→7108【3代目】、7258【初代】→7158【2代目】)されて現在の構成になりました。
座席袖仕切りは設置されていませんでしたが、中間ポールが設置された変則的な座席でした。10月頃に若葉台へ入場し、サハ7558・サハ7108の2両が抜かれ6両編成化、同時に座席袖仕切りも設置されました。その後、運用に復帰。2両編成と連結した変則的な構成で8両編成として運転されたといったこともありました。
 抜かれた中間車2両はそのまま廃車となってしまった模様です。


■7709F
→ 一部廃車、6連化

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▲代田橋停車中の8両編成時代の7709F。

 1984年に5両編成(3M2T)でデビュー。クハ(7709・7759)は東急車輌、デハ(7009・7059・7109【初代】)は日本車輌による製造です。
 1987年には日本車輌製のデハ(7159【初代】)を新製し、6連化(4M2T)。
 1992年には東急車輌製のデハ(7109【2代目】)サハ(7559)を1両ずつ新製し、8連化(5M3T)されました。同時にデハ2両を改番(7109【初代】→7209【初代】、7159【初代】→7259【初代】)。
 2005年にVVVF化改造を施行。同時にデハ1両の電装を解除し、サハ化(7109【2代目】→7509)。デハ2両が改番(7209【初代】→7109【3代目】、7259【初代】→7159【2代目】)されて現在の構成になりました。
座席袖仕切りは設置されていませんでしたが、中間ポールは設置されていた変則的な座席でした。9月頃に若葉台へ入場し、サハ7509・サハ7559の2両が抜かれ6両編成化、同時に座席袖仕切りも設置されました。その後、運用に復帰。こちらも7708Fと同じように2両編成と連結した変則的な構成で運用されるなどしています。
 抜かれた中間車2両はそのまま廃車となってしまった模様です。サハ7509・サハ7559が京王7000系初の廃車となってしまいました。


 動きがあった順としては7709F→7708F→7706Fです。
 12月14日時点では全12両の廃車が出てしまいました。正直、京王7000系に廃車が出てしまったことは信じられませんが、これも時代の流れなので仕方ないですね。
 さすがに7000系全廃はまだまだ先のことだとは思いますが、日頃から記録をしておきたいものです。

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