富山・金沢ローカル線旅(4) ~富山市内電車乗車~

※(3)の続きです。

 (4)の今回は富山市内電車乗車記について書いていきたいと思います。

 富山駅南側に路線網をもつ市内電車。正式には富山地方鉄道富山市内軌道線であり、市内電車などと呼ばれており、今回の記事では市内電車と書かせていただきます。

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▲市内電車の路線図

 市内電車は6つの路線から成り立っています。

本線:南富山駅前~電鉄富山駅・エスタ前
支線:電鉄富山駅・エスタ前~丸の内
安野屋線:丸の内~安野屋
呉羽線:案野屋~大学前
富山都心線:丸の内~西町
富山駅南北接続線:富山駅付近

 
細かく分かれていますが、基本的には系統名で案内されています。

1系統:南富山駅前~富山駅
2系統:南富山駅前~富山駅~大学前
3系統:環状線(一方通行)


 まずは富山駅から南富山駅前へ向かいます。使用した乗車券は「鉄道線・市内電車 1日フリーきっぷ」。市内電車も富山地方鉄道なので、使用可能です。

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▲北陸新幹線・富山駅の高架下に富山駅停留場が設けられてあります。2015年に開業したこの富山駅南北接続線の区間は、まさにLRTという光景です。

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▲入線してきたのはT100形。2010年に導入された超低床車両であり、「サントラム」と呼ばれています。

 路線図を見るとわかるように、入線してきた2系統・南富山駅前行は富山駅前で方向転換を行います。

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▲16:04に富山駅を発車。

 次の電鉄富山駅・エスタ前は、かつて富山駅前という停留所名でした。前述した富山駅南北接続線の開業により、駅直下に停留所が設けられたため改称しています。

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▲荒町~西町付近を走行中。奥に見える高い建物はインテックの本社です。

 富山駅前~南富山駅前の区間は1系統・2系統が運行されており、10分間隔で交互に運転されています。つまりは5分間隔で列車が行き交うので、かなりの頻度ですれ違います。西町での乗降が目立ったと記憶しています。
 終点・南富山駅前には16:23に到着。降車ホームと乗車ホームが分かれている構造でした。

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▲乗車してきたT100形。この後、車庫に入庫しました。


▲南富山駅。富山地方鉄道不二越・上滝線と接続しています。

 この南富山駅の南側には南富山車両区が設けられています。面白いところは普通鉄道の不二越・上滝線と市内電車の車両基地が隣り合っているということ。

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▲南富山車両区。奥に見えるのが不二越・上滝線。絡むシーンを撮ればよかった・・・

 南富山駅周辺はよくある地方の中規模の駅といった感じでしょうか。市街地の中心からはだいぶ外れてはいますが、利用客は多い感じですね。

 ここからは2系統を乗り通し、大学前まで向かいます。

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▲車両は8000形。1993年製造で大きいVVVF音が特徴です。

 2系統・大学前行は16;41に発車。

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▲しばらくは低い建物が目立ちます。

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▲市街地中心部にはアーケードの商店街が。

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▲電鉄富山駅・エスタ前~富山駅前。右に曲がり、富山駅に乗り入れます。

 17:02頃に富山駅到着。ここでは降車以上に乗車が目立ち、座席は全て埋まるほどの混雑になりました。大学前へは10分間隔なので集中するのでしょうか?方向転換を終え、17:03に発車。先ほどまでの画像は前面展望でしたが、次の画像からは後面展望となります。

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▲県庁前。一部の停留所はバリアフリー化され、屋根もついています。

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▲丸の内で環状線と分かれます。

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▲安野屋~富山トヨペット本社前では神通川を渡ります。この橋は2012年に付け替えられたもので、それ以前は単線だったようです。遠くに見える山々が綺麗ですね。

 終点・大学前には17:18に到着。南富山駅前からは37分と、乗り応えありました。
 停留所名である大学前の「大学」は富山大学。確かに学生の利用客が多かったかもしれません。ただ、地図を見ると富山大学は少し離れており、五福公園の最寄り駅といった感じです。

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▲大学前。1面1線で道の真ん中にポツンとある停留所。

 17:26発の2系統・南富山駅前行に乗車し、大学前を後にします。市内電車の残る未乗区間は環状線の単独区間。そこに乗るために、丸の内で下車します。

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▲丸の内駅。富山城が近いです。

 環状線(3系統)の開業は2009年と新しく、路面電車を推進する富山市の政策の1つでもあります。10分間隔で一方通行のみの運行なので、単線なのが特徴。

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▲環状線専用車両である9000形。グレーを基調とした車両は他車に比べて都会っぽさがでていますね。「セントラム」と呼ばれています。

 17:45に丸の内を発車。国際会議場前~大手モールはまるでヨーロッパのような光景でした。もっと写真を撮っておけばよかったと後悔。ただ意外と利用客は他系統に比べると少なかったというのは意外でした。そして、信号待ちが多かったというのが印象に残りました。

 中町で本線と合流し、富山駅へ。18:08着でした。

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▲グレーの座席は非常に格好いいです。

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▲富山駅停車中のセントラム。

 これで富山市内電車完乗!利用客も多く、地元の足となっていることを感じました。2019年には北側を走る富山ライトレールの直通運転を始める予定で、さらなる発展を期待したいと思います。


 乗車後はホテルで一泊。二日目は金沢方面へ向かいます。
 (5)もお読みいただけたらと思います。

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この記事へのコメント

  • 富山に住んでる人

    富山大学が停留所から少し離れている件について
    今の富山大学前が富山球場前駅でした。
    昔は、今の終点より五福あたりまで路面電車がありました。その頃の名残だと思われます
    2018年01月11日 16:44

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