長野・群馬を走るローカル私鉄の旅(その1) ~上田電鉄別所線~

 先日、長野・群馬の未乗路線であった二つのローカル私鉄に乗ってきました。
 よーく振り返ってみると、久しぶりの未乗区間乗車です。
 そんな今回は長野県の上田電鉄別所線について書いていきたいと思います。

 まずは東京駅へ。今回は時間短縮ということで、新幹線に乗車することにします。
 東京駅で乗車券と特急券を買い、23番線ホームへ。7:24発の北陸新幹線「あさま」603号長野行きに乗車します。

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▲E7系。自分は今回が初乗車でした。

 乗車した自由席は東京発車時点ではガラガラ。上野・大宮からの乗車で7割ほどの乗車率になりました。この日は日曜日ということで、行楽客が多数。

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▲この「あさま」603号は東京~長野の各駅に停車する列車。熊谷や本庄早稲田に停車する列車に初めて乗りました。

 あっという間に高崎を過ぎ、軽井沢に到着。8:43着と東京から僅か80分。

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▲軽井沢の新幹線ホームではホームドア設置の工事が行われていました。

 軽井沢で、しなの鉄道線に乗り換えます。
 しなの鉄道の窓口で、ここから使用する切符「軽井沢・別所温泉フリーパス」を購入。

 この「軽井沢・別所温泉フリーパス」とは

金額:1850円(子供 930円)
フリー区間:しなの鉄道線(軽井沢~上田)・上田電鉄別所線全線


という切符です。一つ目の目的地である上田電鉄別所線もフリー区間に含まれていて、なかなか便利です。

 乗り換え時間は8分!急いで切符を購入し、しなの鉄道線ホームへ。8:51発の快速長野行き(2603M)に乗車して、上田電鉄別所線の起点である上田へ向かいます。

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▲車両は115系2両編成。2013年にJR東日本から譲渡された車両です。

 ワンマン運転なので、車外のスピーカーから発車ベルを流して発車。ボックス席に座りながら115系のモーター音を楽しみます。久しぶりだなぁ…、よく乗った中央東線の115系を思い出します。
 早くも中軽井沢などで行楽客が下車していきますが、反対に長野方面へ向かう地元客も乗ってきますので、あまり乗車率は変わりません。

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▲軽井沢~小諸は浅間山がよく見えます。

 快速といっても、上田までの乗車なら通過する駅は平原・滋野・信濃国分寺のみ。普通列車と数分しか違いませんが、数少ない軽井沢~長野の直通列車です。
 上田には9:32に到着。

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▲しなの鉄道の駅名標。

 上田駅は初めて下車しました。去年の大河ドラマ「真田丸」ブームが、まだ続いているようです。

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▲北陸新幹線ホーム側の「お城口」。立派なバスロータリーもあります。

 そして、一つ目の目的地である上田電鉄別所線の乗り場へ。

 そもそも上田電鉄別所線とは

区間:上田~別所温泉(全線単線・電化)
駅数:15駅
総距離:11.6キロ
全通:1924年


のローカル線。
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 元・東急電鉄の車両が活躍しており、かつては側面に丸窓を持つ「丸窓電車」が活躍していたことでも知られています。日中は1時間に1、2本ほど設定されています。

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▲自由通路から入り口があります。

 有人改札で「軽井沢・別所温泉フリーパス」を見せて、1面1線のホームへ。10:05発の別所温泉行きに乗車します。

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▲待っていたのは1000系「自然と友だち2号」。ホームは高架です。

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▲元・東急車ということが一発でわかる、この内装。

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▲ワンマン化改造されており、運転席前には運賃箱と液晶が設置されています。
 
 徐々に乗客が増え、最終的には5割ほどの席が埋まって上田を発車しました。
 高架を降り、すぐに千曲川を渡ります。千曲川を渡る鉄橋は近々、改修が行われるようです。
 カーブが多く、それほど速度は出せません。

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▲沿線には田畑が広がり、終点に近づくにつれて山が近くなってきます。

 そして、終点の別所温泉に10:32に到着。別所温泉手前の勾配がキツそうでした。
 駅の改札業務を行うのは、観光協会の袴を着た女性でした。

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▲終点の別所温泉駅は1面1線で、駅舎も趣があります。駅舎内も素晴らしかったのですが、写真を撮り忘れてしまいました…。

 別所温泉駅の近くには、先ほど述べた「丸窓電車」が保存されています。

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▲残念ながら中に入ることはできませんでしたが、それ以上に残念なのが肝心の丸窓部分を撮り忘れたことです…。

 せっかくなので、駅周辺をぶらぶらしてみます。
 温泉街は駅から歩いて10分ほど離れています。

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▲無料の足湯などもありました。

 温泉街には寺などもあり、目玉の一つです。

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▲参道に建ち並ぶ、土産屋。良い景色です。

 色々あるのですが、今回は安楽寺というところに行ってみることにしました。ここには国宝「八角三重塔」があります。この「八角三重塔」は長野県で初めて、国宝に指定されたようです。

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▲安楽寺入り口。

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▲一見、四重塔に見えますが一つ目の屋根はひさしに相当する「裳階(もこし)」であるという見解で三重塔となったようです。

 人も多くもなく少なくもなく、ゆっくり見て回ることができました。

 別所温泉12:35発の上田行きで後にします。

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▲車両は6000系「さなだどりーむ号」。2015年より運行を開始した元・東急1000系の中間車を先頭車化改造した編成で、赤と黒のラッピングがされていてかっこよくなっています。(一部、上田駅で撮影したものが含まれています)

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▲座席は緑色で、東急時代とは少し違います。

 車内は、ほぼ満席。ちょうど旅館に宿泊した観光客が帰る時間だったのでしょうか。外国人の姿も見えました。
 終点の上田には13:05に到着。

 これで上田電鉄別所線完乗!
 地元客はもちろん、観光客の多さも目立ちました。(乗った日は日曜日なので、平日はまた違うかもしれませんが…。)
 車両も全編成がラッピング編成ということで、いつか全てをカメラに収めたいところです。記念切符等も豊富でファンにとっては、たまりません。
 経営も厳しいようですが、行政の支援や沿線住民の運動もあり頑張っています。是非、皆さんも乗りに行ってはいかがでしょうか。

 上田で少し時間があったので、みすず飴をお土産に購入。昔、よく食べたので懐かしいです。
 その後、改札外の駅蕎麦で昼食をとったりしていました。

 いよいよ上田を後にします。
 (その2)に続くので、是非見てみてください。

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